オムニバスCD発売記念イベント/at.UFO CLUB

obobononioi2008-06-21

梅雨真っ只中、東京ツアーしてきました。
今夜はあの日本が誇るパンクの重鎮、三上寛氏との共演とあって喰うか喰われるか、そりゃぁ気合も入りすぎて朝から下痢気味にもなりますよ。7年程前に1度だけ三上寛氏のライブを観たことがあり、ライブ終了後ダラダラ会場に残ってたら「一緒に鍋食べませんか?」と誘われそのまま打ち上げに参加。三上寛氏と鍋をつついて、何故か自宅の住所まで教えてもらったりして(笑)。あれ以来、巡り巡って再び出会い、今度は演者と客ではなく同じステージに立っている。なんだか感慨深いです。


東高円寺駅を降りると、いきなり中川五郎に遭遇!!ちょっとテンション上がる。そして、会場であるUFO CLUBに到着すると三上寛がいて、さらにテンション上がる。
リハーサルを終え、いよいよ本番。
1番手の三輪二郎といまから山のぼり」は中国の二胡という楽器を取り入れつつも、メロウで都会的な演奏。二胡の音色がスチールギターのようで気持ち良かった。VO.三輪氏の声には男の色気を感じた。



そして、僕は2番手での出演。

≪演奏曲≫
1.春歌秋冬
2.大行脚
3.8月のキャミソール
4.コートジボアールの女
5.忘れないで
6.動物大図鑑
7.SOS UFO



大変盛り上がりました。ぼくも興奮して和田アキコばりのダブルピースで「イエイ!!イエイ!!」って叫んでました。演奏自体は決めなきゃいかんとこをハズしてしまったり、途中で腕がつったりして、決して満足いく演奏ではなかったのですが、勢いと気迫でなんとか乗り切れたのは自分の中で大きな収穫だったように思います。
ライブ終了後、たくさんの方から声をかけていただきました。
「忘れないで」の曲間で「ガムはもういらないの!」って絡んだ女の子からガムもらった(笑)。最前列で観てた外人さんもCD買ってくれてた。ありがとう。楽屋に戻ると三上寛氏がニコニコ顔で「面白かったよー!」とガッチリ握手してくれた。一日中張り詰めていたものからようやく解放される。これからもライブを続ける限りこの緊張と解放を繰り返していくのだろう。毎回吐きそうになるけど、やめられんよね。


そして、いよいよ三上寛氏の登場〜!!
「おぶえぇえぇー!!!」って感じの奇声一発で会場内が血みどろに染まる。まるで生爪でガラス板を引っかいて粉々に切り裂くような声。背筋が凍りつきながらも血が逆流するような興奮。名曲「夢は夜ひらく」も披露!!
これぞAmの美学!!堪能しました。



イベント終了後、新宿駅に降りたら血まみれのオッサンが倒れてた。警察や野次馬がウヨウヨしててヤバイ雰囲気だったのでそのまま品川まで行った。品川駅付近のラーメン屋で信じられない程まずいラーメン食べて、デニーズで時間潰して、翌朝7時の飛行機で福岡に帰りました。