アキバDEやかんナイト

2日前に急遽、秋葉原グッドマンから出演依頼があり、事情も状況もよく分からないまま、すぐ飛行機のチケット取って、いざ、東京へ。あまりの急展開に「あれ?おれ今、東京にいるんだよね?」と、まるで隣町までフラッと遊びに来たような錯覚に陥ってしまった。
さっそく秋葉原グッドマンへ向かっていると、前方に地図を広げた筋肉質の小柄な人がいかにも道に迷っている様子で立っていた。
「あの〜、やかんさんですよね?」
そう、その人物こそ今夜対バンするなべやかんさんだったのである。
道案内しながら、とりとめのない会話をしているとマネージャーらしき人が会場前で待っていた。≪どうせなら駅前で待ってたらいいのに・・・≫とちょっとだけ思った。



リハーサル。。。といっても、やかん氏はトークショーなのでマイクチェックのみ。オオクボ−T氏もいつも通り5分くらいで終了。で、あとは僕だけ。リハの時間、たっぷり2時間くらい残ってるんですけど・・・(笑)。
いざリハーサルしようと思ったらピックアップが故障してた。先日の福岡ライブ『媒介』で恐ろしいノイズが出てたんで、そろそろヤバイなぁ〜・・・と思ってたら案の定、息絶えておりました。。。
しかし、なんと秋葉原グッドマンのスタッフさん達が一丸となって修理してくれたのでありました。結局、ピックアップは直らなかったけどスタッフの方々の熱意に感動しました。グッドマンのスタッフさんにはいつも胸を打たれます。PAも最高やし、照明もバリバリ凝ってるし、熱いライブハウスです。



本番スタート。トップバッターでの演奏でした。
≪演奏曲≫
1.なまはげ
2.8月のキャミソール
3.コートジボアールの女
4.忘れないで
5.動物大図鑑
6.SOS UFO


ライブ終了後、お客さんから「2年前にライブを観て衝撃を受けて、私もバンドをはじめました」と自作のCDをいただいた。正直、自分にそれほどの価値や影響力があるとは思えないが、とても嬉しいことです。ミュージシャン冥利に尽きます。


久しぶりに観たオオクボ−T氏のライブは、やはり天才だった。長〜いあらすじを説明した後、わずか1分弱でその壮大な物語を擬音とジェスチャーのみで見事表現!!『ロード・オブ・ザ・リング』を超高速早送りで観たような快感と爆笑。素晴らしいです。


ナベやかん氏は、浜田省吾のバックでキーボード弾いてる福田裕彦氏と「怪獣映画」について熱いトークを1時間!!!完全にオタクの会話でしたが、さすがプロ。面白かった。


夜は新橋のネットカフェに泊まり、翌朝7時の飛行機で福岡へ帰って、仕事して、「北の国から」観て、疲れ果てて寝ました。