くろぉ〜じょぉ〜あ〜い

仕事で徹夜した日の朝は、何故かコッテリしたものが欲しくなる。
レンタルビデオ屋で『男たちの大和』『青い春』『テロルの季節』『28日後・・』の4本を借りた。わりとコッテリしたセレクトだと自己満足。
そして、朝から「天下一品総本店」のコッテリしすぎたラーメンを食べた。予想通り胃がもたれたが昼過ぎまで眠れず、ビール飲んで無理矢理寝た。起きたら午後の3時だった。
まずは男たちの大和を観る。前半はいかにも東映っぽいクサイ演出で「あれ??」と思ったが、後半から戦艦での激闘シーンに向かっていく怒涛のクライマックスには度肝を抜かれた。誰が戦死して誰が生き残ったかもわからないくらいの地獄絵図におもわず「怖い・・・」とつぶやいていた。それまで主要だったはずの登場人物たちがエキストラのように死んでいく。偉そうにしていた上官も生意気だったヤツも臆病な兵隊も爆撃を受けて一瞬で死んでいく。戦争とはそういうものなのか・・・と改めて思う。前半のクサイ演出もこのクライマックスのリアリズムを引き立てるものだったのかな。。
激戦を終え、生き残った兵隊が遺族に土下座して「生き残ってごめんなさい」と謝るシーンにおもわずグッと目頭が熱くなった。
戦争を知らないジェネレーション。観る価値はある。