能古の島とあがた森魚。

obobononioi2007-05-05

昨夜の餃子パーティーから一夜明けて、昼頃だらだら起きた。
クリは7時頃帰ったらしい。置手紙してあった。律儀やのぉ〜。。
とりあえず、朝ご飯食べて、風呂入って、バタバタとお出掛けの準備。



今日は能古の島まであがた森魚のライブを観に行くのである。
博多どんたくで賑わう街を背に船に乗って島へと渡る。
久しぶりの船!無条件にはしゃぐ!(写真参照)


能古の島到着〜。会場まで歩くこと15分。なんとそこは普通の民家だった。
大きな窓から海が一望できて、畳に座ってビール飲みながら静かなライブを観るなんて最高じゃないか〜。キモチイイなぁ。。。
で、あがた森魚
やっぱり長年ああいう歌を唄い続けている人にはそれ相応のオーラというか、ただならぬ“重み”がある。
初めてライブを生で観たのだが、もうね、声がね、あがた森魚なんよね。当たり前やけど(笑)。
名曲「赤色エレジーとかサルビアの花」などを披露。
中でも最後の曲佐藤敬子先生は残酷な人ですけど」が特に素晴らしかった。佐藤敬子先生にまつわるエピソードを語っているかと思ったらいつの間にか曲になってたりして。。そういう流れの作り方って考えてやるとワザとらしくなるけど、そこが“年輪の差”というのだろうか。とても気持ち良くあがた森魚の心象風景に包み込まれていくようだった。
陽だまりのような笑顔がとても印象的だったなぁ。。。


高校生の頃、フォークにハマッた。
友人がユニコーンとかB'Zに夢中になってる時、ずっと高田渡とか吉田拓郎とか聴いていた。当時は“その時代”じゃないと観る事ができないと勝手に思い込んでいたが、実際こうしてあがた森魚が目の前で唄っていて、友川カズキ遠藤賢司三上寛も物凄い迫力で歌い続けている(高田渡は死んじゃったけど…)ってことに単純に感動してしまう。
曲がどうこう歌がどうのと言う前に≪生きる強さ≫を感じた。
そんなライブでありました。