映画の日

京都の新京極通りにある「シネラリーベ」という映画館に行った。以前、ここで働いていた時は「京極弥生座」という名前だった。劇場改装に伴い、音響も椅子も内装も一新され、昔、一日がかりでペンキを塗り替えたトイレも新しくなっていた。ピカピカだ。やはりプロの仕事は違う。
で、久しぶりに映画を3本観た。ちょうど「カルト映画特集」の最中で、今日は「幻の湖」「黒い十人の女」「恐怖!奇形人間」を上映していた。「幻の湖」以外は前に一度観ていたが、もう一度観たかった作品だった。昼の2時半から夜の9時過ぎまで映画館で過ごす。お尻が痛い。でも、3本ともそれぞれに面白かった。特に「黒い十人の女」。女たちの嫉妬と愛情が入り乱れた感情を、ユーモアと毒っ気たっぷりの絶妙な会話のやりとりでテンポ良く描いていて、ため息が出るほどよく出来た映画だった。これが40年以上も前の作品とは・・・白黒やし・・・
幻の湖」は上映時間164分(長っ)の超大作、超迷作!怒涛のラストは予想不可能です。
恐怖!奇形人間」。おかあさーん!ボカーン!(爆笑)

映画ってほんとに、いいもんですね。